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2/18(水)付の神奈川新聞において、神奈川新聞125周年特別企画(特集)「トップインタビュー」欄に当法人理事長の横川のインタビュー記事が掲載されました。
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私達は、認知症があってもみんなと一緒に協力し合い、家庭的な雰囲気の中で生活を送れるように入居者の皆さんを支援いたします。
小さな集団の中で、自分の役割をみいだせるよう、入居者様とスタッフが一緒に生活していきます。
個室を基本とし、家庭でも使い慣れた家具類を使用していただき、精神的にも落ち着いた生活ができるよう配慮いたします。
認知症グループホームでは、認知症の方にとって生活しやすい環境を整え、少人数の中で「なじみの関係」をつくり上げることによって、生活上のつまづきや行動障害を軽減し、心身の状態を穏やかに保つことができます。また、認知症の方に対しては、過去に体験したことがある役割を与えるなどして、潜在的な力に働きかけます。こうして高齢者の失われかけた能力を再び引き出し、「生活様式を再構築する」ことが可能になります。
認知症は、集団の中で、画一的にケアを受けていると、生活そのものがケアに支配され、自己が失われていくような不安を感じます。そうした不安を感じさせないように、認知症の方を生活の主体者としてとらえ、個々の生活を重視し、残された能力を最大限に活用できるような環境を提供します。認知症の方は、過去に体験した「想い」をその暮らしの中で展開できる、家庭に近い環境を必要とします。
認知症グループホームの本旨は、認知症の方が小規模な生活の場で少人数の共同住居の形態で、食事の支度や掃除、洗濯などをスタッフが利用者とともに共同で行い、家庭的で落ち着いた雰囲気の中で生活を送ることにより、認知症の進行を穏やかにし、家庭介護の負担軽減に資することにあります。